株式会社Sincere
​福祉用具AIケアセンター

代表取締役の宮岡弥生と申します。

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私は埼玉県で生まれ、生まれた時から両親の声を聞くことがない、音のない世界で育ちました。

両親が聴覚障害者として、幼い頃から社会福祉の世界で育ち、手話の中で育ちました。

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幼い頃から、両親の耳役となり、手話通訳をする日常でした。

祖父母の勧めと協力もあり、３歳から劇団ひまわりに入ることになり、映画やテレビの仕事をするようになりました。

​父母は仕事がなかったため、私が家計を支える役目も担っていました。

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年を経て、やっと仕事に見つけた父の仕事先でコミュニケーションが取りづらい時に会社の部長さんと会って通訳をしたり、伝わりづらい手話のニュアンスを伝えたり。

二人の弟たちの学校参観や保護者会では中学生の私が学校の先生と話をし、進路相談などをしてきていました。

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高校を卒業後、私は人の幸せの瞬間をサポートするウェディングの世界に憧れ、ウェディングの仕事をはじめました。

長い下積みの経て、青山の店舗で総支配人を経験し、多くのひとの幸せの門出を祝う夢を実現できました。

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しかし、人生の転機がありました。

事故で足の腓骨骨折をして、もう歩けないと思うほどの痛みで、手術をし、病院生活が1年近く、歩くことを諦めかけながらリハビリ病院で過ごしました。

少し足を動かそうとするだけで鋭い痛みが足に広がり、医師からは、「一生、足の痛みが完全に取れることはない。足の傷も深く、傷も元の状態には戻らない」と医師から言われ、毎日泣いていました。

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理学療法士や医師の先生、夫や子供の励ましがありました。

移動には車椅子を使い、歩行器を使い、手すりに頼って引きずるように歩いてリハビリしたり。多くの人の助けがあり、諦めかけながらも励まされ、リハビリを繰り返して、やっと歩けるようになりました。

足の腓骨骨折をしたことで、私自身の原点を含めて考えたときに、社会福祉に貢献する仕事がしたい、と強く思うようになりました。

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勉強していくにつれて、世界の中で、日本はダントツでトップの高齢社会であることを知りました。

地元の世田谷区にいる、友人のケアマネージャーの方からお話を聞いたり、あんしんすこやかセンターや世田谷区役所で話を聞いたり。

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その中で、福祉用具に助けられた思いから、福祉用具を提供する仕事である、福祉用具専門相談員になりたいと思い、下積みとして就職し、下積み修行をしました。

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私自身、足の腓骨骨折の時に何より助かったのは、励ましの温かい言葉でした。

理学療法士、医師、ソーシャルワーカー、家族や子供の励ましで頑張ることができたこと。

 

私も福祉用具を提供するプロとして、そして一人の人間として、お客様や介護するご家族の悩みやお話を聞き、励ます言葉をかけることができました。

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一人の人間として励まし、ご相談に乗ることができたら、という想いを実践することができ、福祉用具を利用するお客さまやご家族の方に喜ばれるお声をいただく中で、生きがいとなる天職を見つけることができました。

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下積みの経験を経て、独立して起業することを決意し、今に至ります。

独立して起業するきっかけになったのは、サラリーマンの場合、どうしても転勤や部署移動などで担当の福祉用具専門相談員が変わってしまうこと。地域を離れなくてはいけないことが、心に引っかかっていました。

転勤することなく、末長く地域密着サービスをしたいと強く思っていたこともあり、世田谷区と周辺区域で連携したいという思いから、起業に至りました。

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世田谷区については、東京２３区内で最も人口が多く、多くの高齢者のかたがいらっしゃいます。

​より多くの方へ福祉用具をとおして、自立支援を目指してまいります。

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社名の由来について、

Sincere（シンシア）は、 「誠実」

「正直」「真剣」 「熱心」「気さく」「真心」などの意味があります。

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事業所名の「AI（エーアイ）」は、「愛」、と「最新機器のAI」を含めております。最先端技術の商品を取り扱っております。

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これからの時代におけるさまざまな課題に、私たちならではの解決方法を見いだし、社名に恥じることなく、強い信念と決意を持って、持続的な成長を通じて社会に貢献できるよう努めてまいります。

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代表取締役

宮岡 弥生